2005年05月02日

尼崎脱線事故 - 利便性の追求の果てに…


尼崎脱線事故 過酷な労務管理の実態語る

運転手のプレッシャーは相当なものだったのだろう。
犠牲者が107人にのぼる大事故の責任は極めて重大なことに
変わりはないのだが、正直運転士に対しても同情の余地があ
る。そうすると、そんな過酷な労務管理を執り行うJR西日本
がやりだまにあげられそうだが、そんな簡単な問題ではない。
そのようなサービスを求めているのは我ら乗客なのである。

ちょっとでもダイヤに遅れが出ると文句を言う。超過密な
現代人のスケジュール。全ては日本国民が求めた結果、用意
されているサービスなのだ。私がインドを旅行していたとき、
バラナシ〜カルカッタ間の列車は8時間待たされたことがあ
る。周りのみんなは乗務員に文句を言うこともなく、だらだ
らと時間を潰していた。特に不満も無いようである。そう、
彼らはそんなキチキチのサービスを求めてはいなかったので
ある。

「電車が90秒遅れていたからあせっていたらしいと報道
されていたけど、最初は90分の間違いかと思った。どの報
道も90秒としているけど誤報じゃないの?」と感じている
らしいのだから…
(「らくだのひとりごと」より引用)

このブログで紹介されているようにアメリカ人でさえ、90秒
の遅れというものを唖然と感じているのだ。あまりにも時間
にルーズなのも考えものだが、時間厳守のいき過ぎも問題が
ある。JRは各社私鉄と比較するとスピードが速く、今期の収
益もトップであったというが、そんなJRを喜んで利用してい
たのは私たちなのだ。
これは環境問題に類似しているともいえる。人類の利便性を
追求したその果てに破滅が待っているのである。我々が利便
性を捨て、過密ダイヤを組む鉄道会社をボイコットするくら
いの覚悟がなければ、このような事故が再発する日もそう遠
くないだろう。

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posted by ・・・ at 10:55| デリー 🌁| Comment(0) | TrackBack(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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