2005年05月10日

イラク邦人襲撃拘束 - 戦争の真実を捉える

いまなお続く、イラクの政情不安定。
香田さんの事件以来、津波、フジVSライブドアや反日デモ、
脱線事故など世間を賑わすゴシップ記事に埋もれ、人々の間
から忘れ去られていたイラク情勢。まだまだ解決には至って
いない。

斎藤さんの弟が会見
邦人拘束:どんな使命感で行ったのか
イラクで日本人拘束か−「齋藤昭彦」さん、重傷?

またひとつの自己責任論が生まれる。斉藤昭彦さんの場合は
どうも特殊な業務での滞在だったらしく、興味本位での渡航
ではなかったらしい。果たして彼は無事なのだろうか。無事
ならば彼がイラク人の自衛隊撤退交渉の道具として利用され
ないようにただただお祈りするしかない。

自衛隊が駐在している以上、そして自衛隊がもしも撤退した
としても、イラクの政情が安定するまではこのような事件が
繰返されるのだろう。戦争の余波は戦地からはるか離れた、
安全をただとするこの日本にさえ影響を及ぼす。
そうすればいざ日本が戦場となったとき、我々日本人はどう
なってしまうのだろうか。もうご存知の方も多いと思うが、
村上 龍が最新作「半島を出よ」を発表した。

半島を出よ (上)
半島を出よ (下)

これは凋落した未来の日本が、北朝鮮に攻め込まれるという
シナリオである。戦争を経験した世代がどんどんと失われ、
戦争の真実を知るものが少なくなった現代に警鐘を鳴らす、
恐ろしき「戦争」を感じるには最適な本である。これを読め
ば我々も人事でなく、イラク戦争を考えることができるよう
になるかもしれない。イラク人の必死さ、そしてそんなイラ
クに覚悟無しに行くことがどれほど恐ろしいことか、理解で
きるかもしれない。


関連記事:
香田さん殺害の公開動画について
トルーデさん - 香田さん拉致殺害問題

運命の輪
posted by ・・・ at 21:50| デリー 🌁| Comment(2) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
斎藤さんが無事に救出されることを祈るばかりです。
Posted by まゆ at 2005年05月11日 15:32
まゆ様

申し訳ないです、見落としてました。。。
斉藤さん、拘束当初重体だったといいますが、大丈夫でしょうか?
Posted by Mikura at 2005年05月15日 09:24
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/3552425
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック

斎藤さん「致命傷の可能性」 ハート社がサイトで公表
Excerpt:  英国系警備会社ハート・セキュリティー社は11日、イラクで襲撃され、行方不明になっている斎藤昭彦さんについて、「目撃者の報告は、事件の際に(斎藤さんが)受けた傷は致命的だった可能性を示唆している」との..
Weblog: ニュース - FNB2005
Tracked: 2005-05-12 12:11
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。