2004年10月20日

七つの大罪と「悪魔」の変容

先週末、ふらりと一人旅に行った。
直前に考えていた「七つの大罪」が何度も脳裏をよぎる。
「ダンテの神曲」が頭から離れてくれない。

七つの欲望…これをタロットカード的に解釈してみると
なかなか面白い。全ての現象は良い意味と悪い意味を包含
してこの世に存在しているのだ。タロットカードの15番を
飾る「悪魔」のカードを七分割して、それぞれのイメージ
に正逆それぞれの解釈をつけたと仮定してみよう。


傲慢:逆位置−自らの力、才能に対するあふれる自信。
   正位置−傲岸不遜は協力者を遠ざける。

嫉妬:逆位置−他者の良さを認めそれを発奮材料できる。
   正位置−嫉妬は他人を陥れる醜い罪の種となる。

憤怒:逆位置−許せない事に立ち向かう勇気を与える。
   正位置−制御できぬ憤怒は人を狂気に駆り立てる。

怠惰:逆位置−リラックスして心身を休める事は大切だ。
   正位置−怠け癖は人を退廃させてゆく。

貪欲:逆位置−求めるものにのみチャンスは与えられる。
   正位置−貪欲は時に他者を顧みない行動を起させる。

大食:逆位置−食事は体の基本。生きていく上で必要不可欠。
   正位置−過度の飽食は肥満を促し心身の病巣となる。

肉欲:逆位置−カーマスートラはいう。愛欲は良きものである。
   正位置−肉欲は人々から聖なる使命を奪い去る。


すべては捉え方の違い…
バランスの悪い者は、人が持つこれら七つの資質を上手く
使いこなせずに罪人となってしまうのであろう。

私はキリスト教徒ではない。罪のテーマを考えるにあたり、
人が持つ欲望の本質−罪を提示してくれる題材であれば何
でも良かったのかもしれない。仏教をじめ、その他の宗教
にはきまって同じような戒律が存在するものだ。

先日も書いたように、七つの大罪自体はあまりたいした罪
ではない。なにしろ煉獄で試練を受ければ、その罪は浄化
されてしまうのだ。問題はこれらの欲望が昂じて犯される
罪(姦淫、殺人、窃盗など)である。これらの犯罪者は
地獄に落とされることになる。どんな地獄があるのかは
次回にでもご紹介しようか。

悪魔の変容
posted by ・・・ at 17:48| 大連 | Comment(0) | TrackBack(0) | 三蔵オリジナルタロット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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